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2021年3月22日

本日は、「お口ポカン」現象についての話です。

街で歩いているお子さんを見ていると、

かなり高い確率で

口が自然と開いている「お口ポカン」の状態になっている事に気づきます。

実は成人している方でも同様の方を多く見かけます。

この状態は口呼吸をしている可能性が高く、

慢性的に口が乾きやすく、扁桃腺が腫れやすいなどの傾向が高いと思われます。

口の乾燥は唾液の分泌の低下を引き起こしますから、

虫歯や歯周病の温床になります。

 

口周りの筋肉の力が正常なのに、口を閉じられない場合、

歯並びの問題や口周りの習癖に原因があるかもしれません。

しかし、

口周りの筋肉の力が弱く、口を閉じられない事によるものが

ほとんどだと思います。

 

それはもちろん日常の習癖によるものも大きな要因ですが、

より大きな要因として、私は幼少期に培われたものにあるのではないかと見ています。

特に、人工授乳の頻度が大きく影響しているのではないかと考えています。

 

実は、赤ちゃんが母乳を飲む「吸啜」という作業は

口の周りの筋肉を総動員して吸い込まなければならず、

栄養補給するのに、大変な体力が必要なんです。

そして、これによって口の筋肉が鍛えられていき、

モノを飲み込む「嚥下」という動作ができるようになっていきます。

 

ところが、

人工授乳では何の苦労もなくミルクを飲めます。

なぜかと言えば、

市販のゴム乳首は、どの製品も穴が大きく、

ちょっとした力でも変形するような柔らかい素材だからです。

逆さにすると、自然とミルクが垂れてしまう製品も少なくありません。

ですから、赤ちゃんはそんなに口の筋肉を使わなくても

自然とミルクが口の中に入ってくるわけです。

 

口の筋力が育成されないと、

飲み込みに関係する、頬や舌の筋肉の発達にも影響されてしまいます。

 

口周りの筋肉の発達が弱い場合、

意識的に口周りの筋肉を鍛える必要があります。

 

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大岡歯科医院 代表 大岡  洋 大岡歯科医院
/www.harvarddent.com/ 代表 大岡 洋

【経歴】
1997年
東京歯科大学 卒業
1997-2002年
ハーバード大学歯学部・公衆衛生学部大学院
(予防歯科学専攻)修了
Sc.M.(Master of Science)取得
2003年
東京歯科大学非常勤講師
(歯科補綴学:審美および咬み合わせ分野)
2008年
慶應義塾大学特選塾員

【資格】
厚生労働省 臨床研修指導医

【所属学会】
国際歯科学士会(I.C.D)会員
アメリカ歯周病学会(A.A.P.)会員
日本歯周病学会 会員
慶應義塾大学 歯科三田会 会員