顎関節症治療

お口を開けて、チェックしてみましょう。皆さんは、いくつ当てはまりますか?

□ 口をあけるときに、引っかかる感じがする
□ 朝起きたときに、口の周りやあごの辺りが重い感じがする
□ 食いしばる癖がある
□ 寝ているときに歯ぎしりをする
□ 週に1回以上、頭痛がする
□ 肩・首などがひどく凝っている
□ 1日に6時間以上同じ姿勢を取り続けている
□ 腰・膝・背中に痛みがある
□ 血液検査やCT/MRIなどの検査を受けても、何も異常がない
□ 慢性的に吐き気・体調不良・耳鳴り・めまい・頭痛などの不定愁訴がある

2つ以上当てはまるものがありましたら、あなたも顎関節症の疑いがあります。当院では顎関節症の診断・治療を行っていますので、気になる方は一度ご相談ください。

「咬み合わせ」は、上下の歯の接触だけでは定まりません

顎関節症治療咬み合わせを考えるとき、矯正治療を連想されるのではないでしょうか。
確かに矯正治療では歯並びが整いますが、必ずしも咬み合わせが良くなるわけではありません。
従って「歯並びが悪い=咬み合わせが悪い」とは言えません。

一般的に、咬み合わせは上下の歯がきちんと接触している状態と考えられています。
従来の咬み合わせの治療や顎関節症の治療では、上下の歯を削ったりマウスピースを装着したりして調整しますが、姿勢のズレが原因に含まれている場合は、効果的でなかったり効果が持続したりせず、限定的になることも多くあります
「姿勢のズレ」を考慮していない治療法は、適切な処置にならないことが多くあるのです。

咬み合わせと姿勢の密接な関係

姿勢のズレで、頭は簡単にズレるんです顎関節症治療
首の筋肉は、ボーリング球に匹敵する5kgの頭を支えています。

姿勢の左右のバランスが崩れると上半身が斜めに傾き、肩の高さが左右で変わり、重い頭は身体の中心からズレて、首の長さも左右で変わります。
重い球(頭)を支える首の筋肉は疲労し、コリとなります。

頭のズレで、下あごもズレます
下あごの骨(下顎骨)は、頭とは直接つながっていません。
多くの筋肉で宙吊りの状態にあります。
姿勢のズレは頭の位置を変え、宙吊りの下あごも同様にズレてしまいます。
ですから、姿勢が変化すると上下の咬み方が変わってしまいます。
多くの人は、日によって体調や疲労の具合が異なるわけですから、当然、姿勢の状態も変わります。

このような姿勢の変化を考慮せずに上下の歯の接触状態を変えることは、根本的な解決にならない危険性があります。

顎関節症は、原因により3つのタイプに分かれます

顎関節症治療顎関節症は、顎関節(あごの関節)に障害が起きる病気です。
顎関節に負担がかかり、あごがスムーズに動かなくなります。
すると、口を開きにくくなったり、開けると音がしたり。あるいは発音しにくいなどの症状が現れます。
こうした症状が顎関節症です。

原因としては、主に3つのタイプがあります。
●タイプ1:咬み合わせのズレ
●タイプ2:姿勢のズレ
●タイプ3:複合型(咬み合わせ+姿勢)のズレ

従来の顎関節症治療は、この中の1にのみ着目しています。
当院では、これらすべての要因を視野に入れた侵襲の少ない治療を行っています。

当院の顎関節症治療

当院では、姿勢のズレに着目した独自のアプローチによる顎関節症の治療を行っております。

顎関節症は、大きく3つのタイプに分けられます。原因のタイプに合わせて、治療を進めていきます。

姿勢のズレ

【タイプ1:咬み合わせのズレ】
姿勢のズレが少ない状態のため、姿勢の影響を考えず、上下の歯の咬み合わせ調整で対応できます。

歯を削らない顎関節症治療

【タイプ2:姿勢のズレ】
姿勢のズレによる影響が大きく、咬み合わせのズレが少ないタイプです。頭頸部の筋肉のコリをリセットし、リラックスさせることで、咬み合わせを調整することなく症状の変化を認めることとなります。

歯を削らない顎関節症治療

【タイプ3:複合型(咬み合わせ+姿勢)のズレ】
姿勢のズレおよび咬み合わせのズレの両方の要因が合わさって症状を起こしているタイプです。姿勢のズレによる影響がリセットされても、咬み合わせのズレが残っているため、上下の歯の咬み合わせ調整を併用していくこととなります。

歯を削らない顎関節症治療

姿勢のズレのリセット

首から上の筋肉をリセットさせることで、基準となる咬み合わせ状態を再現することが可能となります。

A:生活指導(日常的な癖を見直す)
日常生活の癖が姿勢を悪くしている場合もあります。たとえば、いつも決まった側で足を組んだり、ショルダーバッグを同じ肩にかけたりする癖があれば、意識的にいつもとは反対側で行うように指導します。

歯を削らない顎関節症治療B:首から上の筋肉をほぐす
首や肩の筋肉をほぐして緊張やコリを和らげながら、筋肉がリラックスした状態を作ります。コリがあると首の動きが鈍くなりますが、ほぐしていくうちにスムーズに動くようになってきます。処置後、1か月してから来院していただきます。

毎回来院時には、姿勢のズレをリセットした状態にした上で、咬み合わせ状態を確認していきます。症状の変化の状態に応じて、咬み合わせの状態を徐々に変化させるように調整をしていきます。

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