予防理論に基づく長期的な視野に立った歯周病治療

歯周病治療

歯周病は歯を失う原因のトップで、生活習慣病とも言われています。
歯周病は、細菌が産生する毒素によって歯を支えている歯肉や骨が溶かされていく病気です。
自覚症状のないまま長い年月をかけてゆっくりと進行していきますが、身体の免疫力と感染力のバランスが崩れる50~60代頃に急速に悪化します。

しかし、日頃のメンテナンスによっては、若い世代でも十分に起こりうる病気です。
最近では、若い世代を中心にむし歯のない人が増えてきましたが、こうした方の中にはブラッシングの習慣ができていないことが多く、歯周病になると重篤化しやすい傾向にあります。

歯周病の進行に先手を打つには、日頃のブラッシング習慣と、定期検診やメンテナンスを行うことが一番です。

当院の院長は、ハーバード大学歯学部・公衆衛生学部大学院での5年間の臨床経験をもとに確立された予防理論に基づき、総合的に「患者さんのお口の健康を維持・向上する」ことを目標に掲げ、長期的な視野に立った歯周病予防を目指し、実践しています。

自己防衛力を高めるメンテナンス・プログラム

メンテナンス・プログラム歯周病は、多くの場合ブラッシング習慣で改善でき、外科処置が必要なケースはそれほど多くありません。
歯周病の程度に関わらず、歯周病治療を成功させる鍵は、日常的に効果的なブラッシングができていること。
その前に、現在の歯周病の状態の診査・診断を受けて、総合的に把握することをおすすめします。

当院では、包括的な歯科ドックや年間のメンテナンス・プログラムをご用意しています。
年間を通じてお口の中を点検していくことで「沈黙の疾患」に対して先手を打つことが可能となります。
当院のメンテナンス・プログラムで、患者さん自身の「自己防衛力」を高めるお手伝いをいたします。

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歯周病の進行

歯肉炎歯周病の進行
歯肉が赤くなり、炎症を起こしている状態です。歯と歯肉の間に歯垢が溜まって、歯周ポケットができます。まだ骨への影響はありません。

この段階であれば、日頃のブラッシングの改善と定期的な歯のクリーニングを受けることで、歯肉の状態を改善できます。


軽度歯周炎歯周病の進行
歯周炎を起こして歯肉が赤紫色に腫れています。歯周ポケットの深さが3~4mmになり、汚れや歯石が溜まって歯槽骨の吸収(骨が溶けること)が始まった状態です。

この段階でも、日頃のブラッシングの改善と定期的な歯のクリーニングで汚れや歯石を落として改善します。


中等度歯肉炎歯周病の進行
炎症が広がり、歯周ポケットが4~6mm程度まで深くなっています。歯槽骨もさらに溶かされて、歯のぐらつきが始まります。自覚症状も現れるようになり、歯ぐきの腫れ・出血などが伴います。

治療は、日頃のブラッシング法を大きく改善しつつスケーリングで歯石を除去しますが、症状によっては歯周外科の対応となるケースもあります。


重度歯肉炎歯周病の進行
歯肉の腫れと痛みがひどくなっています。完治させるのが困難となり、歯周外科手術・再生療法の対象となりますが、それも不可能な場合は抜歯となります。


進行別比較表
歯肉炎 軽度歯周炎 中等度歯肉炎 重度歯肉炎
歯肉の炎症・骨の吸収     ○ ◎
ぐらつき     △ ◎
外科手術     ○ ◎
ブラッシングによる改善 ◎ ◎ ○ △

※ブラッシングのみの効果は限定的ですが、ブラッシングと並行して歯周病治療を進めていくことにより、歯周病の状態を改善することは可能です。


世界の歯科をリードするハーバード大学・大学院で学んだ正しい「予防歯科」をご提案